【東京都大田区】シンボルツリーの植え替え・施工例

シンボルツリーのケヤキの撤去に伴い、駐車場のコンクリート土間を一部解体し抜根。
土間の復旧作業も前回無事に終了しました。

前回の様子はこちら↓↓↓

5日間の養生期間を経て、少しずつ強度を増してきたコンクリート土間の様子です。

床土の整備です。
仮枠を取り外し、埋め戻しておいたガラ混じりの土壌を掘り上げ、良質土を入れ込み、元肥に堆肥を漉きこみました。
横に走っているのは雨水の配水管です。

ケヤキに代わり新たなシンボルツリーとしてお客様が選択されたのは、「常緑のヤマボウシ」 。
最近人気がありますね。

・余り大きくならない木。
・花が咲く木
・害虫被害の少ない木。

幾つかのご提案樹種の中から最も条件を満たしたのが常緑ヤマボウシでした。

  • 落葉のヤマボウシ程ぐんぐんと大きくなることはないようです。確かに成長はゆっくりですね。
  • 桜が散り、花水木が咲き終わった後、ヤマボウシに続いて、同じような白い花が緑が見えないくらい満開に咲いているのを良く目にします。
    種類によって花付がとても良いようです。1ヶ月程と長い間楽しめるのもいいですね。
    上向きにも花が咲きますので、お二階からも楽しめますよ!!
  • 害虫被害はきわめて少ないようです。
    余りにも枝葉が混みすぎてきたら、幹に向かって成長する内向きの枝を基部から剪定、あるいは古い葉を間引き落とす。
    水やり時に根元はもちろん、枝葉にもたっぷりと、勢い良くシャワーしてあげるだけでも、秒害虫予防になります。

丈夫で手間の掛からない木ですが、寒さには弱いようです。
冬紅葉し、葉が垂れることも。根がしっかりと成長するまでは、地上部の枝葉の方がボリュームがありますので自ら葉を落とすことも有ります。2~3年冬を越せば、環境に慣れ、根もしっかりしてきます。

植え付けです。
木表(樹木には表と裏があります) を確認し、植え穴の土壌の高さを調整し、埋め戻す直前に、お客様に最終的な木の向きを決めていただきました。樹木は見る角度によって様々な表情があります。と同時に枝振りを含む全体容姿のお好みは十人十色。これが正解というものがありません。これからずっと生活を共にしていくシンボルツリーですから、表情はお客様自身が納得してお決めになり、しっかりと想いを吹き込んでいただくのが最良だと考えます。

株元に砂利を敷き、全ての作業が終了です。

今までのケヤキとは、だいぶ雰囲気が変わりました。

施工前

施工後

今後、毎年の枝下ろし作業が必要無くなり、土壌内での根っこによる様々な心配の種も解消することが出来ました。

本日も有り難うございました。

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