庭内の高木 ミズキ。 株元が見事な迄に空洞化し、神秘的な様相を呈していました。 石組の隙間に飛来した種が芽梢となり、永い年月をかけてここに自分の居場所を築き上げてきたのでしょう。
初めて出会った20数年前の当時から株元は既に虚化していました。 万一の倒壊に備えて、大きく張り出した枝を2年に一度下ろしてきましたが、ここ数年は毎年恒例作業に。 そして遂に「倒れた際の被害が大きい」との理由で伐採処分のご決断が下されました。
水木の後ろに更に大きい トウネズミモチ があるので、ロープを使っての吊るし切りを行いました。
伐採後の株元の様子です。石を巻き込んで成長を続けていたようです。
切り口が余りにも目立ってしまうため、黒とシルバーのラッカースプレーで色づけしてみました。
高木の作業は正直怖いです💦 危険を伴う為気を抜く事ができません。 作業を終え、ホッとすると同時に、変わってしまった景観に一抹の寂しさを覚えました。
本日も有り難うございました。
2021.03.15
2020.01.29
2019.01.05