山茶花の生垣のお手入れです。 サザンカはツバキ科で11月から1月頃までお花を咲かせる常緑の花木。 早春のお花が咲く前の冬季に鮮やかなお花が咲き、萌芽力もあるので刈り込みも出来、生垣にも利用出来る使い勝手の良い樹種です。 以前は取り扱いが多かったですが、昨今、樹種の選定の際には、 条件1) 虫が付かない木 → チャドクガ(🐛) → サザンカ(ツバキ) → NG となる傾向があり、中々用いる機会が少なくなかった印象があり残念です。 ケムシが発生する時期は決まっているので適期に対処を行えばそれほど面倒な樹種ではないのですが…。
サザンカは今年の伸びた枝先に花を咲かせる当年性枝のタイプ。 6月頃まで枝を伸ばし花芽を形成。剪定の適期は花が終わった後の3〜4月に枝透かし、9〜10月に樹形を乱す枝の整えです。 刈り込みも同時期ですが秋に強く刈り込むと花芽がなくなるのでご注意下さい。
今回は、毎年刈り込みを繰り返しているため枝が込んで重たくなってきた頭の部分の透かし剪定と、葉張りが広くなる原因の間延び枝の切り戻しを行いました。 枝を更新するために思いきった剪定が出来るのはまさに今の季節です。 本日も有り難うございました。
2021.03.15
2020.01.29
2019.01.05